秋のヘアカラーというと、よく「枯葉色」といわれます。
「紅葉」の色ではなくて、「緑」過ぎず「黄色」過ぎない色のことです。
これは、とても理にかなっています。
市販の「栗毛色」や「自然な茶色」のヘアカラーの中には、
赤色の強いものが多いのです。
あるいは、紫外線や、その他の傷みによって、退色してきた髪は、
赤っぽくなってくる方が多いようです。
この「赤味」を抑えるのが「緑色」や「黄色」や「青色」なのです。
ヘアカラーの三原色はこんな感じです。
ちょうど赤色の反対側にあるのが緑色です。
では、緑色をたくさん入れると、どうでしょうか?
深みがありすぎて、黒っぽくなってしまいます。
そこで黄色を使うわけです。
ヘアカラーの配合はとても難しいのですが、そこがたまらなく、
やり甲斐のある仕事でもあるのです。
赤系、アッシュ系にも、良い色があります。
お店では、たくさんのヘアカラーを、ご用意して、お待ちしています。
実際には、ご自分の髪の色に上の色味が入り込みます。
また、白髪染めの場合には、上の色に茶色、こげ茶色が加わります。
ベストなカラーを一緒に探しませんか?
お待ちしています。